古事記の説話の舞台の一つと御祭神、厚い尊崇受け続ける越前国一宮
[住所]福井県敦賀市曙町11-68
[電話]0770-22-0794
氣比神宮(けひじんぐう、気比神宮)は、福井県敦賀市にある神社。参拝すれば、御朱印を頂ける。
『延喜式神名帳』にある「気比神社七座(越前国・敦賀郡)」比定される式内社(名神大社)。歴史的な一宮としての越前国一宮。近代社格では官幣大社。
明治28年(1895年)から神宮号を称する神社となった。現在は神社本庁の別表神社。「全国一の宮会」に加盟している。
第15代応神天皇との名前の交換、敦賀の地名譚として知られる、『古事記』にも掲載されている説話の舞台の一つ。
主祭神は『古事記』にも登場する神である伊奢沙別命(いざさわけのみこと)。『古事記』の記載通り、「気比大神」または「御食津大神」とも称される。
その他、本殿には仲哀天皇、神功皇后が祀られ、四社の宮においては、東殿宮に日本武尊、総社宮に応神天皇、平殿宮に玉姫命、西殿宮に武内宿禰命となっている。
どこまでが伝承で、どこからが事実なのか、またそこから派生して様々な説が誕生している御祭神と社ではあるが、相当古くから、中央からも厚い尊崇を受け続けた神社であることは間違いない。
伊勢の神宮(伊勢神宮)、石清水八幡宮、香椎宮と共に四所宗廟(本朝四所)と称された。奥宮として、常宮神社がある。
大鳥居は国の重要文化財に指定されており、木造としては日本で3番目に高い(神社の鳥居、高さランキング)。
諸説あるものの、奈良県奈良市の春日大社、広島県廿日市市の厳島神社の大鳥居とともに日本三大木造鳥居と呼ばれることもある。
境内摂社に、角鹿神社・天利劔神社・天伊弉奈姫神社・天伊弉奈彦神社などがある。境内末社に大神下前神社などがある。これらもいずれも式内社である。
なお、臼田甚五郎監修『日本神社一00選』に「日本神社100選」として掲載されている。また、当社は進藤彦興『詩でたどる日本神社百選』に掲載されている。
【ご利益】
海上安全、農漁業、交通安全、無病息災、延命長寿、安産、音楽舞踊(公式HP)
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明治28年(1895年)から神宮号を称する神社となった。現在は神社本庁の別表神社。「全国一の宮会」に加盟している。
第15代応神天皇との名前の交換、敦賀の地名譚として知られる、『古事記』にも掲載されている説話の舞台の一つ。
主祭神は『古事記』にも登場する神である伊奢沙別命(いざさわけのみこと)。『古事記』の記載通り、「気比大神」または「御食津大神」とも称される。
その他、本殿には仲哀天皇、神功皇后が祀られ、四社の宮においては、東殿宮に日本武尊、総社宮に応神天皇、平殿宮に玉姫命、西殿宮に武内宿禰命となっている。
どこまでが伝承で、どこからが事実なのか、またそこから派生して様々な説が誕生している御祭神と社ではあるが、相当古くから、中央からも厚い尊崇を受け続けた神社であることは間違いない。
伊勢の神宮(伊勢神宮)、石清水八幡宮、香椎宮と共に四所宗廟(本朝四所)と称された。奥宮として、常宮神社がある。
大鳥居は国の重要文化財に指定されており、木造としては日本で3番目に高い(神社の鳥居、高さランキング)。
諸説あるものの、奈良県奈良市の春日大社、広島県廿日市市の厳島神社の大鳥居とともに日本三大木造鳥居と呼ばれることもある。
境内摂社に、角鹿神社・天利劔神社・天伊弉奈姫神社・天伊弉奈彦神社などがある。境内末社に大神下前神社などがある。これらもいずれも式内社である。
なお、臼田甚五郎監修『日本神社一00選』に「日本神社100選」として掲載されている。また、当社は進藤彦興『詩でたどる日本神社百選』に掲載されている。
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