加賀国二宮、御祭神は山幸彦・トヨタマ・ウガヤフキアエズの親子
[住所]石川県加賀市大聖寺敷地ル乙81
[電話]0761-72-0412
菅生石部神社(すごういそべじんじゃ)は、石川県加賀市にある神社。『延喜式神名帳』にある「菅生石部神社(加賀国・江沼郡)」に比定される式内社(小社)で、加賀国二宮。
近代社格では国幣小社、現在は神社本庁の別表神社。参拝すれば、御朱印を頂ける。
御祭神は「菅生石部神」。これは天津日高日子穗穗出見命、豐玉毘賣命、鵜葺草葺不合命の3柱の総称としている。
しかし、御祭神については諸説あり、少彦名神とする説もある。菅生石部神の本体三柱も、元は祭神の諸説の一つであった。
社伝によれば、第31代用明天皇元年(585年)、この地で疾病が流行したとき、宮中で祀られていた菅生石部神が勧請されたのに始まるという。
毎年2月10日に御願神事が行われる。伝承によると、この地に大蛇が住んでいて、これを退治するために生まれた神事。祭が近づくと、大蛇になぞらえた大縄を作り、青竹が約200本用意される。
神事では、白装束の青年たちが青竹を手に境内になだれ込み、石段や石畳にたたきつけて手にした青竹を割り尽くす。
青竹がほとんど割られた頃に、青年たちは大蛇を拝殿から引き出し橋の上から大聖寺川へと投げ込んで、神事は終わる。
割られた青竹は、見物人が自由に持ち帰ることができ、この青竹を箸にすれば身体健康、病気平癒、虫歯予防になり、玄関先に置くと魔除けになり、天井裏に置くと雷避けになる といわれる。
なお、時に小濱神社も加賀国二宮を称する。
【ご利益】
病気平癒・身体健康・安産・学業成就・武運守護(公式HP)
【関連記事】
・近代社格の国幣小社とは? - 官幣小社5社に比して10倍の実に50社、一宮もいくつか含む
・神社の創建年代 - 神代から、神武・神功・継体、そして昭和期まで、主な神社を順に並べた
・『日本の神社全国版(119) 2016年 5/24 号 [雑誌]』 - 大国・加賀の礎を偲ばせる社
・石川県の別表神社 | 別表神社とは? - 神社本庁に属する神社の現代版官国幣社
・石川県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、石川県に鎮座している神社の一覧
[電話]0761-72-0412
菅生石部神社(すごういそべじんじゃ)は、石川県加賀市にある神社。『延喜式神名帳』にある「菅生石部神社(加賀国・江沼郡)」に比定される式内社(小社)で、加賀国二宮。
近代社格では国幣小社、現在は神社本庁の別表神社。参拝すれば、御朱印を頂ける。
御祭神は「菅生石部神」。これは天津日高日子穗穗出見命、豐玉毘賣命、鵜葺草葺不合命の3柱の総称としている。
しかし、御祭神については諸説あり、少彦名神とする説もある。菅生石部神の本体三柱も、元は祭神の諸説の一つであった。
社伝によれば、第31代用明天皇元年(585年)、この地で疾病が流行したとき、宮中で祀られていた菅生石部神が勧請されたのに始まるという。
毎年2月10日に御願神事が行われる。伝承によると、この地に大蛇が住んでいて、これを退治するために生まれた神事。祭が近づくと、大蛇になぞらえた大縄を作り、青竹が約200本用意される。
神事では、白装束の青年たちが青竹を手に境内になだれ込み、石段や石畳にたたきつけて手にした青竹を割り尽くす。
青竹がほとんど割られた頃に、青年たちは大蛇を拝殿から引き出し橋の上から大聖寺川へと投げ込んで、神事は終わる。
割られた青竹は、見物人が自由に持ち帰ることができ、この青竹を箸にすれば身体健康、病気平癒、虫歯予防になり、玄関先に置くと魔除けになり、天井裏に置くと雷避けになる といわれる。
なお、時に小濱神社も加賀国二宮を称する。
【ご利益】
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