高瀬神社（たかせじんじゃ）は、富山県南砺市にある神社。参拝すれば、御朱印を頂ける。

『延喜式神名帳』にある「高瀬神社（越中国・砺波郡）」に比定される式内社（小社）。歴史的な一宮としての越中国一宮の論社。近代社格では国幣小社、現在は神社本庁の別表神社。「全国一の宮会」に加盟している。

主祭神は大己貴命（大国主命）、配神として天活玉命（あめのいくたまのみこと）、五十猛命（いそたけるのみこと＝須佐之男命の子である大屋毘古神と同一神）。

このほか礪波郡内の氏神と越中国内の式内社34座の神を祀る。天活玉命は邇藝速日命の降臨に従った神の一柱。

創建の年代は不明。大国主命が北陸平定を終えて出雲へ戻る時に、国魂神として自身の御魂をこの地に鎮め置いたのに始まると伝えられるが、第12代景行天皇の御世であるとも伝えられる。

ここにも大国主命が越の国の美女神沼河比売を求めた「沼河比売に通った道」の気配がみられる。戦国時代には戦乱で荒廃したが、江戸時代に加賀藩主・前田氏の崇敬を受けて手厚く保護された。

当社は臼田甚五郎監修『日本神社一００選』に「日本神社100選」として掲載されている。

なお、越中国一宮は当社も含め四社あり、その他のものは、射水神社、気多神社、雄山神社。

【ご利益】
福の神、縁結び。農耕、医術の神。民生の安定（公式HP）

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