武蔵野に残る旧石器人の足跡・砂川遺跡 (シリーズ「遺跡を学ぶ」)
・刊行:2009/8
・著者:野口淳
・出版:新泉社

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一九六五年、埼玉県所沢市の西南端、狭山丘陵裾野の畑で一つのナイフ形石器がみつかった。

そこからはじまる綿密な発掘と丹念な石器の接合作業が、ついに二万年前(旧石器時代)の人びとの日常の一こまを浮かび上がらせた。

旧石器人の足跡を明らかにした砂川遺跡発掘のドラマを追う。