城端神明宮祭の曳山行事(じょうはなしんめいぐうさいのひきやまぎょうじ)
種別1:風俗慣習
種別2:祭礼(信仰)
公開日:毎年5月4、5日
指定日:2002.02.12(平成14.02.12)
都道府県:富山県
所在地:城端神明宮(南砺市城端地域)

この行事は、富山県南砺市城端地域の城端神明宮の春の例祭で行われる行事で、獅子舞、神輿、鉾、曳山、庵屋台が町内を巡行する。

4日の宵祭りでは、神明宮から三台の神輿が御旅所まで渡御する。各山町では曳山と庵屋台を組立て、神像を山宿に飾り付けて公開する。

5日は、神輿の渡御に続いて、鉾、曳山、庵屋台が巡行する。これらを曳くのは周辺部の農村の人びとである。

曳山は、二層四輪形式で彫刻や飾り金具で装飾された漆塗りの豪華なものである。庵屋台は、底抜け屋台形式で、上部の飾りは精巧な作りである。

囃子を演奏しながら巡行し、途中随所で若連中により庵唄が披露される。この行事は、富山県の代表的な山鉾屋台の行事の一つであるとともに、地域的特色が豊かなものとして重要である。

保護団体名:城端曳山祭保存会
重要無形民俗文化財「城端神明宮祭の曳山行事」 - 富山県の代表的な山鉾屋台の一つ
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