保呂羽山の霜月神楽(ほろうさんのしもつきかぐら)
種別1:民俗芸能
種別2:神楽
公開日:毎年11月7日
指定日:1977.05.17(昭和52.05.17)
都道府県:秋田県
所在地:波宇志別神社(平鹿郡大森町)

平鹿郡大森町に鎮座する保呂羽山波宇志別神社の11月7日の祭りに行なわれる湯立(ゆたて)神楽の一種で、保呂羽山、御岳、高岡の三山の神霊を勧請して、神主家の神楽座において、古風な神事芸が徹宵して行なわれる。

祭壇近くに二つの湯釜を置き、天井には種々の形の幣やしめ縄を張りめぐらす。

まず神おろし、招魂、祝詞などの前行事の後、「五調子」「湯加持」「天道舞」「伊勢舞」「保呂羽山舞」などの曲がつぎつぎに舞われる。

この芸能は湯立神楽として、組織が大きく、形式もよく整い、地方的にも特色あるものである。

保護団体名:保呂羽山霜月神楽保存会
重要無形民俗文化財「保呂羽山の霜月神楽」 - 湯立神楽の一種、古風な神事芸
【関連記事】
保呂羽山波宇志別神社 - 「霜月神楽」で有名な、中世では修験道の聖地 秋田の式内社
秋田県の重要無形民俗文化財 - 都道府県別に整理