大日堂舞楽(だいにちどうぶがく)
種別1:民俗芸能
種別2:渡来芸・舞台芸
公開日:毎年正月2日
指定日:1976.05.04(昭和51.05.04)
都道府県:秋田県
所在地:大日堂(鹿角市八幡平)

鹿角市八幡平(はちまんたい)の大日堂で正月二日に演じられる古風な舞楽、田楽などの芸能で、大日堂祭堂ともいう。

大里、谷内、小豆沢、長嶺の四部落の能衆と呼ばれる人々によって、堂内の置舞台の上で、各部落に伝えられる多くの舞が舞われる。

「神子舞」「神名手舞」「権現舞」「駒舞」「鳥舞」「工匠舞」「田楽舞」「五大尊舞」などが笛、太鼓などにつれて舞われる。

「烏遍舞」では、舞人が頬面(ほうめん)という特殊なかぶり物を着け、また舞楽風の趣きのある「五大尊舞」は、その足の踏み方、刀の扱い方に特殊な技法があり、芸能史的にも重要である。

保護団体名:大日堂舞楽保存会
重要無形民俗文化財「大日堂舞楽」 - 正月2日に演じられる古風な舞楽、田楽
【関連記事】
大日霊貴神社 - だんぶり長者の善行を称えて創祀、奈良期の再建で大日堂舞楽が伝わる
天照皇御祖神社 - 谷内観音堂から神明社に、8月には先祓舞、12月には五大尊舞の奉納
秋田県の重要無形民俗文化財 - 都道府県別に整理