海峡を越えた神々: アメノヒボコとヒメコソの神を追って
・刊行:2013/8/21
・著者:川村湊
・出版:河出書房新社

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天孫降臨神話は、伽耶の首露王神話の焼き直しである―

新羅からの渡来神アメノヒボコ(ツヌガアラシト、天日矛)は、神器とともに武力を携え、さまざまな文化を日本にもたらした。

朝鮮神話の根幹をなす日光感精神話から始まり、日韓の海峡を往還した神々の系譜をダイナミックに追う渾身の書き下ろし。

天孫降臨神話の原型は、「東明王神話」に求められるなど、日韓神話は密接である。騎馬民族説の象徴ともいえるアメノヒボコを追う。