邪馬台国探偵団: 卑弥呼の墓を掘ろう
・刊行:2014/8
・著者:日向勤
・出版:Amazon

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本書は古代史に関わりのある7人が、ネットミーティングで邪馬台国を突き止める、デスクトップ・ディテクティブの歴史推理小説である。本書の推理に従って、実際に邪馬壹(台)国を発掘しよう、という動きが出てくるこを期待するものである。

これまで、邪馬台国論争は魏書東夷伝倭人条をもとに論じられてきたが、本書は、魏書東夷伝倭人条と古事記・風土記を元に、霊(ひ)信仰による王位継承と祖先霊の祀り、王名襲名論と妻問い婚名論、地名論と地名起源人名論から、紀元1~3世紀のスサノオ・大国主一族による建国史を解明しながら、卑弥呼の墓の所在地を福岡県朝倉市(旧甘木市)の3カ所に絞り込み、卑弥呼の正体とその都と墓の位置を解明したものである。

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