・刊行:2000/3
・著者:樋口隆康
・出版:学生社
・『三角縁神獣鏡 新鑑
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黒塚古墳出土鏡を含め、今まで出土したすべての「三角縁神獣鏡」を銘文、文様などから型式分類し、製作地、製作年代、同型鏡、卑弥呼の鏡との関係等を論じた改訂新版。
樋口 隆康(ひぐち たかやす、1919年6月1日 - 2015年4月2日)は、日本の考古学者、京都大学名誉教授。福岡県北九州市出身。第一高等学校を経て、京都帝国大学卒。京大文学部助教授。1957年、敦煌を調査。1959年以降、京大学術調査隊に参加してインド、アフガニスタン、パキスタンなどの仏教遺跡を調査。1975年、教授、1983年、定年退官、名誉教授。泉屋博古館館長、奈良県立橿原考古学研究所長。シルクロード学研究センター所長。
樋口は、岡崎敬との共同研究「邪馬台国問題―考古学上より見たる上代日本の状勢―」(『民俗学研究』第13巻第3号、昭和24年(1949年)3月)なども含め、邪馬台国論争において、邪馬台国の位置を「畿内」に比定している。
「『魏志』に見えるような銅鏡のごとき大陸文物は3世紀頃になると、九州にとどまらず大部分は畿内にもたらされ、また畿内にはそれを引き付けるだけの力があったことは現代の考古学上の知識では否定しがたい」「邪馬台国を北九州に比定することは、現在の考古学上の結果から見て無理がある」とする。
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・【邪馬台国論争】今までの研究・論争まとめ - 畿内説
・三角縁神獣鏡が中国からも出た? でもちょっと怪しい、すぐに邪馬台国論争の新材料にはならない?
・著者:樋口隆康
・出版:学生社
・『三角縁神獣鏡 新鑑
黒塚古墳出土鏡を含め、今まで出土したすべての「三角縁神獣鏡」を銘文、文様などから型式分類し、製作地、製作年代、同型鏡、卑弥呼の鏡との関係等を論じた改訂新版。
樋口 隆康(ひぐち たかやす、1919年6月1日 - 2015年4月2日)は、日本の考古学者、京都大学名誉教授。福岡県北九州市出身。第一高等学校を経て、京都帝国大学卒。京大文学部助教授。1957年、敦煌を調査。1959年以降、京大学術調査隊に参加してインド、アフガニスタン、パキスタンなどの仏教遺跡を調査。1975年、教授、1983年、定年退官、名誉教授。泉屋博古館館長、奈良県立橿原考古学研究所長。シルクロード学研究センター所長。
樋口は、岡崎敬との共同研究「邪馬台国問題―考古学上より見たる上代日本の状勢―」(『民俗学研究』第13巻第3号、昭和24年(1949年)3月)なども含め、邪馬台国論争において、邪馬台国の位置を「畿内」に比定している。
「『魏志』に見えるような銅鏡のごとき大陸文物は3世紀頃になると、九州にとどまらず大部分は畿内にもたらされ、また畿内にはそれを引き付けるだけの力があったことは現代の考古学上の知識では否定しがたい」「邪馬台国を北九州に比定することは、現在の考古学上の結果から見て無理がある」とする。
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