秋田の竿灯(あきたのかんとう)
種別1:風俗慣習
種別2:祭礼(信仰)
公開日:毎年8月5-7日
指定日:1980.01.28(昭和55.01.28)
都道府県:秋田県
所在地:秋田市

竿灯(竿燈)は、長い竹竿に9本の横竹を結び、46個の提灯を吊したものを、若者が囃子に合わせて腰や肩、額などに乗せ、さまざまな姿であやつるものである。

竹竿には大、中、小とあり、大若、中若、小若と呼び年齢別で分担する。

竹竿の先端には秋田八幡神社から受けた霊符のついた御幣が立ててあり、これは8日早朝にはずして旧雄物川に流す。

現在行われている祭りの正式名称は「秋田竿燈まつり」。東北地方の著名な夏祭りの一つ。毎年8月3日から6日に行われる。

北東北の東北二大祭り東北三大祭り東北四大祭り東北五大祭り東北六大祭りなどの一つ。東北六魂祭の一つ。

また、二本松提灯祭り(福島県)、尾張津島天王祭(愛知県)と並び、日本三大提灯祭りとも。毎年100万人以上が訪れる。

保護団体名:秋田市竿灯会
重要無形民俗文化財「秋田の竿灯」 - 長い竹竿に9本の横竹を結び、46個の提灯を吊す
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秋田県の重要無形民俗文化財 - 都道府県別に整理