・刊行:2013/12/20
・著者:関裕二
・出版:小学館(Kindle版:Amazon)
・『新史論/書き替えられた古代史 2 神武と応神「祟り王」の秘密 (小学館新書)』をアマゾンで購入
初代神武と15代応神天皇は同一人物だった。
いよいよ歴史時代に入る。
天皇はいつから始まったのか? 通説は「2人のハツクニシラス、つまり初代神武と10代崇神は同一人物で、天皇家の歴史を古く見せたいがために、神武を今から約2670年前にもっていった」とする。
しかしこの「新史論」は「神武と崇神は同一人物ではなく、神武と同様に九州から上ってきた15代応神こそが同一人物だった」と見る。なぜなら神武と応神は「祟り王」だが、崇神は「祟られた王」だからだ。
さらに応神の母であり、『日本書紀』が「山門県(やまとのあがた)の媛(ひめ=卑弥呼か?)を誅した」とする神功皇后とヤマトタケルらは皆、ヤマトの黎明期、草創期の同時代人であり、彼らの活躍は数十年間の出来事だったと捉える。
すると全ての謎が氷解するのだ。そして…ヤマト建国のグランドデザイナーが存在した。その功労者とは? なぜ『日本書紀』は建国の歴史を分かりにくくしたのか? 「新史論」の真骨頂を堪能してほしい。
【関連記事】
・関裕二『新史論/書き替えられた古代史1 「神と鬼のヤマト」誕生』 - 全ては鉄の支配を巡る戦い
・著者:関裕二
・出版:小学館(Kindle版:Amazon)
・『新史論/書き替えられた古代史 2 神武と応神「祟り王」の秘密 (小学館新書)』をアマゾンで購入
初代神武と15代応神天皇は同一人物だった。
いよいよ歴史時代に入る。
天皇はいつから始まったのか? 通説は「2人のハツクニシラス、つまり初代神武と10代崇神は同一人物で、天皇家の歴史を古く見せたいがために、神武を今から約2670年前にもっていった」とする。
しかしこの「新史論」は「神武と崇神は同一人物ではなく、神武と同様に九州から上ってきた15代応神こそが同一人物だった」と見る。なぜなら神武と応神は「祟り王」だが、崇神は「祟られた王」だからだ。
さらに応神の母であり、『日本書紀』が「山門県(やまとのあがた)の媛(ひめ=卑弥呼か?)を誅した」とする神功皇后とヤマトタケルらは皆、ヤマトの黎明期、草創期の同時代人であり、彼らの活躍は数十年間の出来事だったと捉える。
すると全ての謎が氷解するのだ。そして…ヤマト建国のグランドデザイナーが存在した。その功労者とは? なぜ『日本書紀』は建国の歴史を分かりにくくしたのか? 「新史論」の真骨頂を堪能してほしい。
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