平成元年9月、滋賀県の旧八日市市と近江八幡市、竜王町にまたがる雪野山(標高約309m)の山頂から古墳時代前期の前方後円墳が未盗掘の状態で見つかり、218点もの埋蔵物が次々と発見された。雪野山古墳である。

中でも3面の三角縁神獣鏡(国重要文化財)はヤマト政権との関係をうかがわせる大きな発見として全国の話題を集めた。

ヤマト政権との関係をうかがわせる。その全貌をわかりやすく解説した竜王町教育委員会主催の講座「雪野山古墳を考える」を一冊にまとめた。

【関連記事】
・佐々木憲一『未盗掘石室の発見・雪野山古墳 (シリーズ「遺跡を学ぶ」)』
・古墳ランキング - 全長200メートル超級TOP35、奈良19、大阪14、岡山2、京都1、群馬1