毛越寺の延年(もうつうじのえんねん)
種別1:民俗芸能
種別2:延年・おこない
公開日:毎年1月20日に毛越寺常行堂で行われる二十日夜祭で奉納
指定日:1977.05.17(昭和52.05.17)
都道府県:岩手県
所在地:毛越寺(西磐井郡平泉町)

岩手県西磐井郡平泉町にある天台宗の寺院・毛越寺の摩多羅神(まだらじん)祭における常行三昧の修法の後、修正結願の法楽として常行堂内で行われてきたもので、まず御願円満、息災延命、千秋万才の「祝詞」があげられ「田楽躍」、「路舞」(唐拍子)、「老女舞」、「若女舞」、「京殿舞」などが演じられる。

延年はわが国の芸能史上重要なものであるが、毛越寺の延年ほど整った形で伝え残しているものは、他に類例が殆ど少なく、きわめて高い価値を有する。

保護団体名:毛越寺延年の舞保存会
重要無形民俗文化財「毛越寺の延年」 - 摩多羅神祭における常行三昧の修法の後の法楽
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