諏訪の神: 封印された縄文の血祭り
・刊行:2014/12/8
・著者:戸矢学
・出版:河出書房新社

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御柱祭で知られる諏訪大社は特異な神社である。諏訪、御柱、モレヤ神、ミシャグジ、縄文の五大キーワードから信仰に迫る。

謎の神の正体とは。縄文時代の信仰と密接な諏訪信仰。諏訪神社は全国になんと約五千社。その諏訪の神の謎に挑む。

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諏訪大社 - 四宮で構成される、御柱祭、蛙狩神事、御頭祭など、日本最古の神社の一つ

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諏訪は難し、ということがよく分かる本。

諏訪の語源が、古代中国の宗教用語、そのまま「諏訪」がある、というが、確認できなかった。一般的?には、

地名の由来については古事記より建御雷神に敗れた建御名方神が逃げてきてこの地で道絶え、万事窮(すわ)まったため。とも言われるがそれは後付であり、実際はさわ(=沢)がすわに転訛したものであると言われる(長野県は山地であるため、宮沢、北沢など、沢のつく苗字が多い)。