週刊 日本の神社 2014年 12/2号 [分冊百科]
・刊行:2014/11/18
・著者:-
・出版:デアゴスティーニ・ジャパン

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42号。

境内探訪
霊峰・白山を仰ぐ北陸鎮護の一宮 - 白山比咩神社(石川県・白山市)

縁起とご祭神
白山比め大神(菊理媛神)/伊弉諾尊/伊弉冉尊
常に雪の冠を戴く「白き神々の座」白山。白山を源流とする川は、加賀の手取川をはじめ、越前の九頭竜川、美濃の長良川などが挙げられる。

この3国は白山信仰が早くに広まった地域であり、白山信仰が山からもたらされる水によって育まれたことを示唆している。

一方で白山は、日本海の船乗りから航海の目印として心の支えとされ、海の神とも信仰された。山と海から遠く拝まれる白山に近づいたのが、奈良時代の僧・泰澄である。

泰澄は初めて白山に登拝し、山頂に奥宮を祀った。山と海、遙拝と登拝という重層的な白山信仰の性格は、このときに決定づけられた。

フォーカス…語り継がれる霊峰・白山の伝説

四季と祭り…清水を生み出す白き霊峰を祀る

門前旅情…シベリアの風で凍る真白き峰の懐をめぐる

名社をめぐる…武家文化の栄華を映す加賀の社を訪ね歩く

聖地のミステリー…権力に抗い民衆に寄り添ったヒーローたち

神話を読む…景行 倭建命、熊曽を伐つ

ご利益コレクション…白山比咩神社

神社の基礎知識…若宮

『週刊 日本の神社 』のバックナンバー - NO.1-NO.50(当該号含む)

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