・所在地:愛知県名古屋市昭和区山脇町1丁目

・時 期:5世紀中頃
・時 代:古墳時代中期中盤
・形 状:円墳
・特 徴:-
・指 定:国の史跡

【概要】
5世紀中頃に作られた東海地方最大級の円墳。墳径82メートル、高さ10メートル、周壕幅10メートル。八幡神社の祠が頭頂部にあったために、「八幡山」と呼ばれる。

大正8年(1919年)に鶴舞公園に編入され、昭和6年(1931年)5月11日に、国の史跡に指定された。

第二次世界大戦中、陸軍による接収後に高射砲陣地を造るために周囲の樹木は切られ頭頂部が削られた。

埋葬部検出の詳細不明。戦後、名古屋市により整形・植林され、現在に至る。古墳は柵に囲まれており、墳丘・周濠には一般の立ち入りが禁止されている。

出土品は正式に発掘されていないため詳細は不明。伝聞による。形象埴輪、朝顔形円筒埴輪が出土したが戦災で失われたという。

古墳のある鶴舞公園は、日本の歴史公園100選、日本さくら名所100選の一つ。

【関連サイト】
八幡山古墳 (名古屋市) - Wikipedia

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八幡山古墳(愛知県・名古屋市) - 5世紀中頃の東海地方最大級、墳径82メートルの円墳