・所在地:京都府与謝郡与謝野町明石
・経緯度:北緯35度50分81.49秒 東経135度10分40.81秒

・時 期:4世紀初頭
・時 代:古墳時代前期
・形 状:前方後円墳
・特 徴:-
・指 定:国の史跡

【概要】
4世紀、古墳時代前期の築造の前方後円墳。国の史跡に指定されている。全長はおよそ145メートル、後円部径100メートル、高さ約13メートルで、前方部幅62メートル、高さ約10メートル。

丹後地方においては網野銚子山古墳神明山古墳(いずれも京都府・京丹後市)に次ぐ第3位の規模に相当し、それらとともに「日本海三大古墳」と呼ばれる。

花崗岩製の石棺が後円部で発見され、副葬品も共に発掘された。遺物には鉄器も含まれ、内訳は鏡、直刀、剣身、鉄鏃、鉄斧。

この地域において、3段段築、葺き石および円筒埴輪の3つを備えた古墳としては初期の部類にあたる。埴輪は外周部では円形に配置され、内側では形象埴輪も見られるとともに、方形に配置されていた。

【関連サイト】
蛭子山古墳 - Wikipedia