・所在地:鳥取県東伯郡湯梨浜町野花北山
・経緯度:北緯35度46分40.71秒 東経133度88分52.00秒
・時 期:4世紀-5世紀
・時 代:古墳時代中期前半
・形 状:前方後円墳
・特 徴:-
・指 定:国の史跡
【概要】
鳥取県の中央部にある東郷湖の周辺は、山陰地方で最も大規模な古墳が多く営まれ、古墳文化の開花をみた地域の一つ。東郷湖の南岸に延びる北山丘陵の先端近くに位置し、全長110メートル、後円部径70メートル、高さ12メートルで、山陰地方最大規模の前方後円墳。
発掘調査で、後円部には竪穴式石槨があったと推定され、その近くに箱式石棺が確認された。石棺からは、人骨のほか龍虎鏡、刀、玉類などの副葬品が多数出土。また、墳丘からは古墳時代中期前葉の各種埴輪片が多数出土し、巨大化した墳丘やその形態、出土品などから古墳時代中期初めごろの築造と推定されている。
古墳時代前期に橋津(馬ノ山)古墳群に始まった東伯耆の大型古墳の系列は、北山古墳で途絶える。北山古墳は、東伯耆の有力な首長の系譜を引き継ぐものであり、この地域の政治的文化的推移を示す重要なものとして、昭和55年(1980年)に国の史跡に指定された。
【関連サイト】
・北山古墳 - コトバンク
・経緯度:北緯35度46分40.71秒 東経133度88分52.00秒
・時 期:4世紀-5世紀
・時 代:古墳時代中期前半
・形 状:前方後円墳
・特 徴:-
・指 定:国の史跡
【概要】
鳥取県の中央部にある東郷湖の周辺は、山陰地方で最も大規模な古墳が多く営まれ、古墳文化の開花をみた地域の一つ。東郷湖の南岸に延びる北山丘陵の先端近くに位置し、全長110メートル、後円部径70メートル、高さ12メートルで、山陰地方最大規模の前方後円墳。
発掘調査で、後円部には竪穴式石槨があったと推定され、その近くに箱式石棺が確認された。石棺からは、人骨のほか龍虎鏡、刀、玉類などの副葬品が多数出土。また、墳丘からは古墳時代中期前葉の各種埴輪片が多数出土し、巨大化した墳丘やその形態、出土品などから古墳時代中期初めごろの築造と推定されている。
古墳時代前期に橋津(馬ノ山)古墳群に始まった東伯耆の大型古墳の系列は、北山古墳で途絶える。北山古墳は、東伯耆の有力な首長の系譜を引き継ぐものであり、この地域の政治的文化的推移を示す重要なものとして、昭和55年(1980年)に国の史跡に指定された。
【関連サイト】
・北山古墳 - コトバンク
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