・所在地:香川県さぬき市大川町富田中3402-3他
・経緯度:北緯34度26分00.00秒 東経134度24分41.67秒

・時 期:5世紀前半
・時 代:古墳時代中期中盤
・形 状:前方後円墳
・特 徴:-
・指 定:国の史跡

【概要】
四国地方最大の規模で、古墳時代中期の築造と推定される前方後円墳。国の史跡に指定されている。

規模は、全長約139メートル、後円部直径約91メートル、前方部幅約77メートル、後円部高さ約15.7メートル、前方部高さ約11.8メートル。

墳丘は三段築成で二段目と三段目には葺石を伴い、周囲には周濠と周庭帯を有している。また、調査により見つかった円筒埴輪や土師器などの出土遺物と、古墳の築造方法などから、5世紀前半頃に造られたものと推定される。

主体部分である被葬者の埋葬施設はまだ発掘調査がなされていないが、石室構造は、竪穴式石室ではないかと推測されている。

円筒埴輪、土師器のほか、家形埴輪、須恵器なども出土している。

【関連サイト】
富田茶臼山古墳 - Wikipedia