マンガ版 筑紫の磐井
・刊行:2014/12/5
・著者:(原作)太郎良盛幸、(作画)鹿野真衣
・出版:新泉社

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今から1500年ほど前、福岡県八女の地を本拠に北部九州をまとめ、巨大な岩戸山古墳を築いた大王がいた。

大和の継体大王に仕掛けられた戦いを有利に導きながらも、その身を引くことで平和をもたらした筑紫の大王・磐井(筑紫の君の磐井)の偉大な生涯を描く。

原作の太郎良盛幸(たろうら・もりゆき)は1945年、福岡県八女郡矢部村生まれ。福岡県内の高校の社会科教師および教頭、校長を歴任し、2007-2009年に岩戸山歴史資料館の館長を勤め、2009年より日本経済大学教授。八女市在住。筑紫君「磐井」や埋もれた九州の歴史を掘り起こす執筆活動を続けている。

作画の鹿野真衣(かの・まい)は1975年、神奈川県藤沢市生まれ。小さい頃から絵を描くのが好きで、漫画家を志望して漫画家「ビック錠」のアシスタントなどを勤める。その一方で、馬の魅力に惹かれ日本動物植物専門学校を卒業。その後、八女市出身の養蜂家と結婚し、八女市に移り住む。

なお八女市には磐井の墓とされる岩戸山古墳がある。