いけのへのみや。磐余池辺雙槻宮(いわれのいけのへのなみつきのみや)のこと。

第三十一代用明天皇の皇居。

伝承地は、奈良県橿原市東池尻町で、34度50分13.29秒 東経135度82分71.40秒。

『日本書紀』によると磐余池辺雙槻宮は5世紀前半に第十七代履中天皇が造った磐余池のほとりに建設されたとされている。奈良県桜井市阿部あるいは同市池之内などの説があった。

先代で異母兄弟の第三十代敏達天皇の皇居は他田宮、次代で別の異母兄弟の第三十二代崇峻天皇の皇居は倉椅柴垣宮となっている。

天皇家の系譜も参照。
橘之豊日命(たちばなのとよひのみこと=タチバナノトヨヒ=用明天皇)
【主な登場場面】
オヤジの敵だけど元天皇の墓を破壊しようとする顕宗天皇 止めたのは賢兄の機転

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