かつらぎのおしぬみのたかきのつのさしのみや。忍海角刺宮(おしぬみのつのさしのみや)のこと。

元祖女帝?イイトヨノイラツメの皇居。

伝承地は、奈良県葛城市忍海の角刺神社で、34度47分66.92秒 東経135度73分05.26秒。

第二十二代清寧天皇が子がなく崩御したため、第二十三代顕宗天皇が即位するまでの間、政を見ていたとされ、古事記にも皇居の記載がある。ただし、陵の記載はない。同じく政を見たとされる神功皇后には皇居の記載はないが、陵の記載がある。

なお、跡を継いだ清寧天皇の皇居は伊波礼之甕栗宮、引き継いだ顕宗天皇の皇居は近飛鳥宮となっている。

天皇家の系譜も参照。
飯豊郎女(いいとよのいらつめ=イイトヨノイラツメ)
【主な登場場面】
皇統断絶の危機 播磨国に逃れていた“あの二人の御子”が発見された経緯とは