・所在地:大阪府堺市堺区向陵西町4丁目

・時 期:5世紀前半
・時 代:古墳時代中期
・形 状:円墳
・特 徴:-
・指 定:-

【概要】
百舌鳥古墳群に属し、現状は径34メートル、高さ5メートルの円墳の墳丘部が第十六代仁徳天皇陵である大仙陵古墳の陪塚に指定され、宮内庁が管理している。

大仙陵古墳の陪塚としては、他に丸保山古墳収塚古墳塚廻古墳鏡塚古墳孫太夫山古墳銅亀山古墳樋の谷古墳狐山古墳竜佐山古墳永山古墳大安寺山古墳坊主山古墳茶山古墳などがある。

平成元年(1989年)に行われた発掘調査で幅5メートル、深さ1.8メートルの周濠をもつ墳丘径48メートルの円墳であることが確認され、この時に確認された周濠の外周を現在道路上にタイルで明示している。

名前は江戸時代の古墳所有者名に由来し、民家や建物に挟まれているが、西側と北側の道路から柵越しに見学できる。

世界遺産への登録を進めている百舌鳥・古市古墳群のリストにおいて、「源右衛門山古墳(げんえもんやまこふん)」として、円墳(34m)、NO.M8で設定されている。百舌鳥・古市古墳群のリストにおける百舌鳥古墳群のリストも参照。

【関連サイト】
源右衛門山古墳 - 堺観光ガイド

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