・所在地:大阪府羽曳野市誉田
・古墳ランキング > 2位
・大王(オオキミ)墓候補
・時 期:5世紀初頭
・時 代:古墳時代中期
・形 状:前方後円墳
・特 徴:-
・指 定:宮内庁治定
【概要】
宮内庁により「惠我藻伏崗陵(えがのもふしのおかのみささぎ)」として第十五代応神天皇の陵に治定されている。古事記には「川内の恵賀(えが)の裳伏(もふし)岡にあり」。内濠と内堤より内側は宮内庁によって管理され、外濠、外堤のみを独立して史跡に指定された。一般には「応神天皇陵」とも呼ばれる。
古市古墳群に属し、その中心となる古墳。5世紀初頭の築造と考えられている前方後円墳で、墳丘長約425メートル、後円部径250メートル、後円部高さ35メートル、前方部幅300メートル、前方部高さ36メートル、日本第2位の規模。
円筒、キヌガサ、家、盾(たて)、甲(よろい)、草摺(くさずり)、水鳥など多くの種類の埴輪が出土している。墓山古墳、栗塚古墳、東馬塚古墳、盾塚(たてづか)、珠金塚(しゅきんづか)、古市丸山古墳(ふるいちまるやまこふん)、鞍塚(くらづか)の陪塚が知られており、一部は史跡指定を受けている。
また、墓山古墳の5つの方墳陪塚(野中古墳、向墓山古墳、浄元寺山古墳、西墓山古墳、西馬塚古墳)も、その陪塚として含まれる場合がある。
拝所への参道には、誉田丸山古墳がある。また、周濠に食い込むように、この古墳より先行して存在したとされて注目される二ツ塚古墳がある。
古墳の南側に日本最古の八幡宮である誉田八幡宮がある。
応神天皇の陵としては別に、御廟山古墳(大阪府・堺市)が「百舌鳥陵墓参考地」として治定されている。
なお、父とされる第十四代仲哀天皇の陵は岡ミサンザイ古墳(大阪府・藤井寺市)に、母である神功皇后の陵は五社神古墳(奈良県・奈良市)に、皇后ナカツヒメの陵は仲ツ山古墳(大阪府・藤井寺市)に、子の第十六代仁徳天皇の陵は大仙陵古墳(大阪府・堺市)に、和紀郎子の墓は丸山古墳(京都府・宇治市)に、大山守命の墓は那羅山墓(奈良県・奈良市)に、それぞれ治定されている。天皇家の系譜も参照。
また、臣下として古事記に頻出する建内宿禰の墓は室大墓古墳(奈良県・御所市)が有力視されている。
世界遺産への登録を進めている百舌鳥・古市古墳群のリストにおいて、「応神天皇陵古墳(おうじんてんのうりょうこふん)」として、前方後円墳(425m)、NO.F21で設定されている。百舌鳥・古市古墳群のリストにおける古市古墳群のリストも参照。 【関連サイト】
・誉田御廟山古墳 - Wikipedia
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・時 期:5世紀初頭
・時 代:古墳時代中期
・形 状:前方後円墳
・特 徴:-
・指 定:宮内庁治定
【概要】
宮内庁により「惠我藻伏崗陵(えがのもふしのおかのみささぎ)」として第十五代応神天皇の陵に治定されている。古事記には「川内の恵賀(えが)の裳伏(もふし)岡にあり」。内濠と内堤より内側は宮内庁によって管理され、外濠、外堤のみを独立して史跡に指定された。一般には「応神天皇陵」とも呼ばれる。
古市古墳群に属し、その中心となる古墳。5世紀初頭の築造と考えられている前方後円墳で、墳丘長約425メートル、後円部径250メートル、後円部高さ35メートル、前方部幅300メートル、前方部高さ36メートル、日本第2位の規模。
円筒、キヌガサ、家、盾(たて)、甲(よろい)、草摺(くさずり)、水鳥など多くの種類の埴輪が出土している。墓山古墳、栗塚古墳、東馬塚古墳、盾塚(たてづか)、珠金塚(しゅきんづか)、古市丸山古墳(ふるいちまるやまこふん)、鞍塚(くらづか)の陪塚が知られており、一部は史跡指定を受けている。
また、墓山古墳の5つの方墳陪塚(野中古墳、向墓山古墳、浄元寺山古墳、西墓山古墳、西馬塚古墳)も、その陪塚として含まれる場合がある。
拝所への参道には、誉田丸山古墳がある。また、周濠に食い込むように、この古墳より先行して存在したとされて注目される二ツ塚古墳がある。
古墳の南側に日本最古の八幡宮である誉田八幡宮がある。
応神天皇の陵としては別に、御廟山古墳(大阪府・堺市)が「百舌鳥陵墓参考地」として治定されている。
なお、父とされる第十四代仲哀天皇の陵は岡ミサンザイ古墳(大阪府・藤井寺市)に、母である神功皇后の陵は五社神古墳(奈良県・奈良市)に、皇后ナカツヒメの陵は仲ツ山古墳(大阪府・藤井寺市)に、子の第十六代仁徳天皇の陵は大仙陵古墳(大阪府・堺市)に、和紀郎子の墓は丸山古墳(京都府・宇治市)に、大山守命の墓は那羅山墓(奈良県・奈良市)に、それぞれ治定されている。天皇家の系譜も参照。
また、臣下として古事記に頻出する建内宿禰の墓は室大墓古墳(奈良県・御所市)が有力視されている。
世界遺産への登録を進めている百舌鳥・古市古墳群のリストにおいて、「応神天皇陵古墳(おうじんてんのうりょうこふん)」として、前方後円墳(425m)、NO.F21で設定されている。百舌鳥・古市古墳群のリストにおける古市古墳群のリストも参照。 【関連サイト】
・誉田御廟山古墳 - Wikipedia
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