・所在地:奈良県御所市三室427
・経緯度:北緯34度45分77.00秒 東経135度73分17.42秒

・時 期:-
・時 代:-
・形 状:山形墳
・特 徴:-
・指 定:宮内庁治定

【概要】
宮内庁により「掖上博多山上陵(わきのかみのはかたのやまのえのみささぎ)」として、第五代孝昭天皇の陵に治定されている。古事記には「掖上博多山上」とある。中世には所在が失われ、江戸時代の元禄の探陵で現陵に治定された。

公式には山形。自然の丘陵を利用して造成されている。博多山は俗称。

孝昭天皇は、父が第四代懿徳天皇で、初代神武天皇の玄孫に当たる。子に第六代孝安天皇らがいる。

皇居は葛城掖上宮(かつらぎわきがみのみや)だったこと以外、具体的な事績は伝わっていない。93歳で崩御。実在を疑ういわゆる欠史八代の説がある。

なお被葬者とされる孝昭天皇の父・第四代懿徳天皇の陵はマナゴ山古墳(奈良県・橿原市)に、子の第六代孝安天皇の陵は玉手丘陵上古墳(奈良県・御所市)に治定されている。

関係は、天皇家の系譜に詳しい。

【関連サイト】
5代・孝昭天皇 掖上博多山上陵  御所市 2010.11.