・『古事記聞書』(こじきききがき)
・大古事記展 - IV.今も息づく古事記 春日大社
・中臣祐字講談 中臣祐用筆録
・元禄13年(1700年)
・春日大社蔵
春日若宮神主であった中臣祐字により行われた古事記講談を、中臣祐用が聞き、書き留めたもの。内容は『古事記』上巻のみだが、春日大社にはほかにも「古事記」と題した中臣祐用による仮綴本があり、本書に続く内容の一部を記したものとも指摘されている。
本居宣長以前に、度会延佳『鼈頭古事記』(ごうとうこじき、貞享4年(1687年))や、水戸光圀の古事記校訂本(元禄4年(1691年))はあったものの、まだ中世的な神道学を抜け出ていなかったと言われる時期に、古事記講義が行われていたことは注目に値する。
春日大社では特に古事記研究が盛んだったのか、それ以外にも、少なくとも一部では古事記は研究し続けられてきたのか。そうした成果とも、本居宣長の古事記伝(制作開始1764年、刊行開始1790年、刊行終了1822年)は無縁ではないだろう。本講義はその100年も前に相当する。
大古事記展 > IV.今も息づく > 『古事記聞書』
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大古事記展は2014年10月18日-12月14日に奈良県立美術館で開催
・「語り継ぐココロとコトバ 大古事記展 五感で味わう、愛と想像の物語」特設ページ
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本居宣長以前に、度会延佳『鼈頭古事記』(ごうとうこじき、貞享4年(1687年))や、水戸光圀の古事記校訂本(元禄4年(1691年))はあったものの、まだ中世的な神道学を抜け出ていなかったと言われる時期に、古事記講義が行われていたことは注目に値する。
春日大社では特に古事記研究が盛んだったのか、それ以外にも、少なくとも一部では古事記は研究し続けられてきたのか。そうした成果とも、本居宣長の古事記伝(制作開始1764年、刊行開始1790年、刊行終了1822年)は無縁ではないだろう。本講義はその100年も前に相当する。
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