・大東家本『皇年代記』(こうねんだいき)
・大古事記展 - IV.今も息づく古事記 春日大社
・平安時代
・春日大社蔵
12世紀に書写されたとみられる年表や便覧。近年、大東家から春日大社へ寄贈された古文書で、内容的に他の項目が多いが、便宜上「皇年代記(天皇歴代記)」と称される。
大東家は、春日社創建の折に鹿島より供奉してきたという中臣秀行を祖とし、社家の本家筋となった家柄。幕末明治期に、春日社関係の文書が散逸するのを惜しんで蒐集し、大東家伝来の文書とともに整理・研究した。
第一紙には「敏達」から「今上(近衛)」までの歴代の天皇の事績を記す。下段には別の項目(「大臣次第」貞観2年(977年)―)が記されている。
古事記とは、第三十代敏達天皇から、第三十一代用明天皇、第三十二代崇峻天皇、第三十三代推古天皇、第三十四代舒明天皇までかぶっている。ただし、古事記のこの部分はすでに終盤、天皇家の系譜を羅列するのみの部分になっている。
大古事記展 > IV.今も息づく > 大東家本『皇年代記』
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大古事記展は2014年10月18日-12月14日に奈良県立美術館で開催
・「語り継ぐココロとコトバ 大古事記展 五感で味わう、愛と想像の物語」特設ページ
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12世紀に書写されたとみられる年表や便覧。近年、大東家から春日大社へ寄贈された古文書で、内容的に他の項目が多いが、便宜上「皇年代記(天皇歴代記)」と称される。
大東家は、春日社創建の折に鹿島より供奉してきたという中臣秀行を祖とし、社家の本家筋となった家柄。幕末明治期に、春日社関係の文書が散逸するのを惜しんで蒐集し、大東家伝来の文書とともに整理・研究した。
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