・大国主大神木像(おおくにぬしのおおかみもくぞう) 奈良県指定有形文化財
・大古事記展 - IV.今も息づく古事記 大神神社
・平安時代後期
・大神神社蔵
大神神社に古くからご神像として伝わる木彫像。憤怒の表情が特徴。餌帽子をかぶり、短い袴をはき、大きな袋を左手で持って背負い、右手で印を結んで立つ姿は、仏教の大黒天の姿と一致する。音の類似から、オオクニヌシと大黒天は日本で古くから同体とされている。また、大神神社では、ご祭神である三輪明神(オオモノヌシ)は世界に偏在しているとしており、そのような本質が大黒天と同じであるともいう。
大黒天はともかく、古事記におけるオオクニヌシの憤怒、というのはあまり馴染みがないところではある。強いて言えば、無理に引退させられた国譲りの時、あるいは垂仁天皇の御世にその皇子ホムチワケに祟った時などだろうか。
オオモノヌシが世界に遍在している、というのは、古事記での言動とも符合する。神出鬼没で、いつでもあらわれそうな雰囲気を醸し出しており、登場回数は多くはないが、「ここで登場するか」というところに登場する。祟るか、美女を寝取るか、なのだが。
大古事記展 > IV.今も息づく > 大国主大神木像
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大古事記展は2014年10月18日-12月14日に奈良県立美術館で開催
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