鶏形埴輪(大古事記展) - ぶっちゃけ古事記
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・鶏形埴輪(にわとりがたはにわ)
・大古事記展 - III.古事記に登場するアイテムたち

・奈良県四条古墳出土
・古墳時代中期
・奈良県立橿原考古学研究所付属博物館蔵

雄鶏を象った埴輪で、尾羽や長い首が誇張された造形になっている。

高天原にやって来たスサノヲの狼藉にキレた姉アマテラスが、天岩戸に隠れ、世界は闇の中。禍々しいものが横行し、打開策を考えた八百万の神々。知恵袋オモイカネが様々な手段を講じるが、その中に「常世の長鳴鳥(鶏)を集めて鳴かせた」とある。

引籠ってしまったアマテラスに戸を開かせよう、興味を引かせようと、新しい神が来た、朝が来たと思わせる一環の措置。ただし、実際アマテラスが戸を少し開いたのは、アメノウズメによる踊りを八百万の神々が爆笑したため。

大古事記展 > III.アイテム > 鶏形埴輪

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