鞆形埴輪(大古事記展) - ぶっちゃけ古事記
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・鞆形埴輪(ともがたはにわ) 静岡県指定文化財
・大古事記展 - III.古事記に登場するアイテムたち

・静岡県堂山古墳出土
・原品は古墳時代中期
・磐田市教育委員会蔵

鞆を象った埴輪。鞆は矢を放った後、弓の弦が腕に当たるのを防ぐために使う。この埴輪には直弧文が描かれている。

スサノヲが姉アマテラスに挨拶しようと高天原にやって来た時、その轟音に驚いたアマテラスがスサノヲによる侵略か、と思って、武装して待ち構える際、身にまとったものの一つとして、竹の鞆が古事記にも登場する。

この部分のアマテラスの装束に関する描写は、古事記の中でも異常に詳しく描写されており、勾玉靫・矢なども身にまとっていたことが分かり、あまりイメージにはないが、アマテラスが戦う女神であったことが分かる。

大古事記展 > III.アイテム > 鞆形埴輪

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