・靫・矢(復元品)(ゆき・や ふくげんひん)
・大古事記展 - III.古事記に登場するアイテムたち
・奈良県鴨都波1号墳出土
・原品は古墳時代前期
・奈良県立橿原考古学研究所付属博物館蔵
靫は矢を入れてて背に負う容器。原品の靫の主要部分は有機質の織物で作られ、表面には黒漆が塗られていた。
スサノヲが姉アマテラスに挨拶しようと高天原にやって来た時、その轟音に驚いたアマテラスがスサノヲによる侵略か、と思って、武装して待ち構えるが、その際、アマテラスは鎧の背に矢が1000本入る靫を背負い、鎧の胸には矢が500本入る靫を付けていた、という記述がある。
この描写だけでもかなりの文字数を割いている古事記。あまりイメージにはないが、アマテラスは戦う女神でもあったわけだ。
驚いたのはスサノヲ。姉と戦うつもりは毛頭なく、その誤解を解こうと必死になる。そうして物語は進んでいく。
大古事記展 > III.アイテム > 靫・矢(復元品)
【関連記事】
・天照大神と須佐之男命 - スサノヲの訪問に武装するアマテラス、二人に漂う険悪な雰囲気
・大古事記展で開幕式 10月18日-12月14日に奈良県立美術館で開催
・奈良「大古事記展」の展示内容記者会見 国宝や古社神宝など多数展示予定
・10月18日から始まる“語り継ぐココロとコトバ”「大古事記展」の関連イベント情報
・10月から始まる奈良「大古事記展」の概要が発表される 「感じる」古事記とは?
大古事記展は2014年10月18日-12月14日に奈良県立美術館で開催
・「語り継ぐココロとコトバ 大古事記展 五感で味わう、愛と想像の物語」特設ページ
・「語り継ぐココロとコトバ 大古事記展 五感で味わう、愛と想像の物語」公式Facebook
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靫は矢を入れてて背に負う容器。原品の靫の主要部分は有機質の織物で作られ、表面には黒漆が塗られていた。
スサノヲが姉アマテラスに挨拶しようと高天原にやって来た時、その轟音に驚いたアマテラスがスサノヲによる侵略か、と思って、武装して待ち構えるが、その際、アマテラスは鎧の背に矢が1000本入る靫を背負い、鎧の胸には矢が500本入る靫を付けていた、という記述がある。
この描写だけでもかなりの文字数を割いている古事記。あまりイメージにはないが、アマテラスは戦う女神でもあったわけだ。
驚いたのはスサノヲ。姉と戦うつもりは毛頭なく、その誤解を解こうと必死になる。そうして物語は進んでいく。
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