・竪櫛.68(たてぐし)
・大古事記展 - III.古事記に登場するアイテムたち
・大阪府巨摩遺跡出土
・弥生時代後期
・大阪府文化財センター蔵(大阪府立弥生文化博物館展示)
櫛は縄文時代から用いられており、縄文時代から古墳時代にかけての櫛は、簪のように縦に長い竪櫛である。現在と同じように髪をすくために使われたほか、髪飾りとしても使われた。
本品は、わずかに赤色顔料の痕跡が認められ、使用時は真っ赤な櫛であったと思われる。
古事記において、櫛な重要なアイテムとして登場してくる。そのうちの一つとして、名前がそのままクシナダ(古事記では櫛名田比売と表記)。その年の計8人目のヤマタノオロチの生贄。通りかかったスサノヲがクシナダを嫁にもらうのを条件に、ヤマタノオロチ退治を請け負う。
その際、スサノヲは、クシナダを魔法をつかって櫛に変え、自身の頭に挿し、そうしながらヤマタノオロチを泥酔させて、切り刻んだ。ただし、その櫛が赤かったかどうか、櫛の色まで古事記に記述はない。
大古事記展 > III.アイテム > 竪櫛.68
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大古事記展は2014年10月18日-12月14日に奈良県立美術館で開催
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古事記において、櫛な重要なアイテムとして登場してくる。そのうちの一つとして、名前がそのままクシナダ(古事記では櫛名田比売と表記)。その年の計8人目のヤマタノオロチの生贄。通りかかったスサノヲがクシナダを嫁にもらうのを条件に、ヤマタノオロチ退治を請け負う。
その際、スサノヲは、クシナダを魔法をつかって櫛に変え、自身の頭に挿し、そうしながらヤマタノオロチを泥酔させて、切り刻んだ。ただし、その櫛が赤かったかどうか、櫛の色まで古事記に記述はない。
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