本居宣長四十四歳自画自賛像(大古事記展) - ぶっちゃけ古事記
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・本居宣長四十四歳自画自賛像(もとおりのりながよんじゅうよんさいじがじさんぞう) 重要文化財
・大古事記展 - II.古事記の1300年 本居宣長

・本居宣長
・江戸時代
・本居宣長記念館蔵

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本居宣長(1730-1801年)、木綿商の家に生まれるが、幼いころから読書好きで、後に医者となる。自宅で医業を営むとともに、鈴屋と名付けた書斎で古典の講義や研究を行う。古事記の研究に35年もの年月をかけ、古事記伝を完成させた。古事記の日本及び日本人での位置付けが180度変わる。

本作は44歳となった安永2年(1773年)の春の肖像画である。花瓶には山桜が生けられ、後に「鈴屋衣」と呼ばれるようになった自身考案の着物を身に着けている。机の上や床に見える冊子や短冊は、日本古典を研究し、和歌を好んで詠んだことを表している。

古事記研究は晩年なので、この頃はすでに古事記研究に着手していたものと思われる。

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