古事記(大古事記展) - ぶっちゃけ古事記
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・古事記(こじき)
・大古事記展 - II.古事記の1300年 太安万侶

・安田靫彦
・昭和21年(1946年)
・愛媛県美術館蔵

和銅4年9月18日、臣安万侶に仰せられて、「稗田阿礼の詠むところの勅語の旧辞を撰録して献上せよ」とおっしゃったので、謹んでおおせのままに事細かに採録した―

古事記の序にある通り、まさに稗田阿礼が語る古い記録や神話を太安万侶が筆記している様子を描いた本作品。まさしく古事記編纂中。

安田靫彦(1884年-1978年)は、明治後期から昭和にかけて活躍した日本画家。大古事記展でも、ヤマトタケルに関する一連の作品の下絵や大下絵、天孫降臨に際してアメノウズメとサルタヒコが対峙する肇國創業絵巻 瓊瓊杵尊降臨天之八衢も展示されている。

ヤマトタケルの「旅」など一連の下絵
小碓皇子(下絵) - 景行天皇に命じられた熊襲建討伐前のヤマトタケルの雄姿?
倭比売命(下絵) - ヤマトタケルの心強い味方ヤマトヒメが草薙の剣を贈呈する
草薙の剣(大下絵) - ヤマトタケル、相模国造の罠に一緒に嵌ったオトタチバナ寄り添う
吾妻はや(中下絵) - ヤマトタケル「ああ、わが妻よ」とオトタチバナを偲ぶ図
酒折宮(大下絵) - 東国遠征の感慨に受っていたヤマトタケルの歌に見事返したのは?
居醒泉(下絵) - 伊吹山で瀕死の重傷を負ったヤマトタケルが意識を取り戻す場所

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