・『日本神話シリーズ』神々の誕生(にほんしんわしりーずかみがみのたんじょう)
・大古事記展 - I.古代の人々が紡いだ物語 「愛」 イザナギとイザナミ
・河鍋暁斎
・明治11年(1878年)
・山口静一氏蔵
・「河鍋暁斎
」に関する商品をアマゾンで探す
兄妹で、夫婦となったイザナギとイザナミは、別天神(ことあまつかみ、別天津神とも)に命じられ、天沼矛を渡され、天浮橋に降り立ち、島産み、国産み、神産みを行うことになる。島として14柱、神として35柱を数える。
しかし、イザナミが火の神・カグツチを産んだ際、女陰を火傷して重傷。そのまま死亡して、黄泉の国へ。追いかけてきたイザナギは「覗くな」パターンにはまり、二人の離別が決定的に。
黄泉の国から帰ったイザナギが禊をすると、そこからも次々と神々が誕生したが、最後に右目、左目、鼻を洗った時に誕生したのが三貴子(三貴神)であるアマテラス、ツクヨミ、スサノヲ。
本作では、イザナギがイザナミとともに三貴子を産んだように描かれており、イザナミの姿も見える。今まで二人の夜の営みで生まれていたのに、離婚後、いきなりイザナギ単身の禊で神々が生まれてくることに対して、今でも様々な解釈はある。
中央下に一際大きく書かれているのが、太陽の象徴たるアマテラス、その後ろが夜及び月の象徴たるツクヨミだろうか。では、スサノヲは?
大古事記展では、河鍋暁斎(1831年-1889年)の作品としては、この『日本神話シリーズ』のほか、天の岩戸、神武帝図、伊邪那岐命と伊邪那美命が展示されている。
『日本神話シリーズ』
・天孫降臨 - アメノウズメが肌を露わにしてサルタヒコを誑し込む?
・須佐男命の追放 - 悪態つきながら高天原を去るスサノヲ
・海幸山幸 - まさに海幸彦が隼人舞を演じるがごとくの溺れざま
・島々の誕生 - 天沼矛で海を掻きまわすイザナギとイザナミ
・神々の誕生 - イザナミとイザナギが仲良く三貴子を産む
大古事記展 > I.物語「愛」 > 『日本神話シリーズ』神々の誕生
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大古事記展は2014年10月18日-12月14日に奈良県立美術館で開催
・「語り継ぐココロとコトバ 大古事記展 五感で味わう、愛と想像の物語」特設ページ
・「語り継ぐココロとコトバ 大古事記展 五感で味わう、愛と想像の物語」公式Facebook
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・河鍋暁斎
・明治11年(1878年)
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しかし、イザナミが火の神・カグツチを産んだ際、女陰を火傷して重傷。そのまま死亡して、黄泉の国へ。追いかけてきたイザナギは「覗くな」パターンにはまり、二人の離別が決定的に。
黄泉の国から帰ったイザナギが禊をすると、そこからも次々と神々が誕生したが、最後に右目、左目、鼻を洗った時に誕生したのが三貴子(三貴神)であるアマテラス、ツクヨミ、スサノヲ。
本作では、イザナギがイザナミとともに三貴子を産んだように描かれており、イザナミの姿も見える。今まで二人の夜の営みで生まれていたのに、離婚後、いきなりイザナギ単身の禊で神々が生まれてくることに対して、今でも様々な解釈はある。
中央下に一際大きく書かれているのが、太陽の象徴たるアマテラス、その後ろが夜及び月の象徴たるツクヨミだろうか。では、スサノヲは?
大古事記展では、河鍋暁斎(1831年-1889年)の作品としては、この『日本神話シリーズ』のほか、天の岩戸、神武帝図、伊邪那岐命と伊邪那美命が展示されている。
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