・八岐大蛇図(やまたおのろちず)
・大古事記展 - I.古代の人々が紡いだ物語 「旅」 スサノヲ
・高倉在孝
・江戸時代
・名古屋市博物館蔵
八つの首に、恐ろしい顔をしたヤマタノオロチが、その年の生贄であるクシナダに襲い掛かろうとやって来た。館の前にある酒が満たされた壺に興味を引かれ、覗き込んでいる。館にはクシナダの父母であるアシナヅチ・テナヅチも心配そうに様子を見ており、館の陰には酔っぱらった後ヤマタノオロチを退治しようとスサノヲが身構えている。
いわゆるヤマタノオロチ退治を描いたもの。
古事記では、ヤマタノオロチが登場する前に、スサノヲはクシナダを櫛に変化させ、自分の頭に付けて、ヤマタノオロチを待ち構える。また酒の壺は家を取り囲まれるように配置していたものと思われるが、本作では壺を並べた状態となっている。
しかし、ヤマタノオロチの恐怖、怯えるアシナヅチ・テナヅチとクシナダ、スサノヲが凝らした奇計、それがうまくいくかどうか確認しているスサノヲ、という、様々な様子を本作品は一画面で表現、見事な臨場感を出しているといえる。
高倉在孝(生没年不詳)は京都の原派の画家で、後に名古屋へ移住した。
大古事記展 > I.物語「旅」 > 八岐大蛇図
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大古事記展は2014年10月18日-12月14日に奈良県立美術館で開催
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いわゆるヤマタノオロチ退治を描いたもの。
古事記では、ヤマタノオロチが登場する前に、スサノヲはクシナダを櫛に変化させ、自分の頭に付けて、ヤマタノオロチを待ち構える。また酒の壺は家を取り囲まれるように配置していたものと思われるが、本作では壺を並べた状態となっている。
しかし、ヤマタノオロチの恐怖、怯えるアシナヅチ・テナヅチとクシナダ、スサノヲが凝らした奇計、それがうまくいくかどうか確認しているスサノヲ、という、様々な様子を本作品は一画面で表現、見事な臨場感を出しているといえる。
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