大山津見神(おおやまつみのかみ=オオヤマツミ)縦480px
好意が完全に裏目に出てキレるパターン。現代でもよくありますが、娘への侮辱になっているところに、怒り心頭したのでしょう。

娘のサクヤから天孫ニニギにプロポーズされたと聞き、あまりの嬉しさにサクヤの姉であるイワナガもあわせてニニギに嫁がせたオオヤマツミだったが、イワナガがブサイクちゃんだったために、ニニギがイワナガを実家に帰した時に、激怒して思わず放ったと思われる一言。

おせっかいが裏目に出たこと、また、面食いは身を亡ぼす、という諺が生まれそうな説話。王家たるもの鷹揚に、見た目に惑わされないことが必要なようです。

ともあれ、この呪いのおかげで、神の家系である天皇家に寿命が生じてしまいました。

ものすごくダンディーで家族愛にあふれる高名な神の怒りの鉄槌。

【この一言の出典】
ニニギの嫁取り いきなり妻のお腹の子を他の男のものでは?と疑う

オオヤマツミ - ぶっちゃけ古事記のタグ
6.ニニギ - ぶっちゃけ古事記のカテゴリ

ニニギ「ブサイクだな~、帰んな…」
イワナガ「ショック… 立ち直れない…」
イワナガ「顔よりも心だよっ!」
イワナガ「お父様… 呪詛って、怖い…」

【関連キャラ】
オオヤマツミ - 天皇家を呪詛って寿命を与えた怒ると恐い神
ニニギ - ご存知天孫は、女心を傷つける女泣かせ?
サクヤ - 天孫ニニギにお腹の子を疑われる姫
イワナガ - 天孫ニニギにブサイクと言われる姫

【古事記の神・人辞典】
オオヤマツミ