袁祁王(をけのみこ=顕宗天皇)縦480px
兄の引っ込み思案と違って、積極的。この積極さが兄弟二人を助けることになります。

父イチノベノオシハが第二十一代雄略天皇に惨殺されたことで、兄である意祁王(後の第二十四代仁賢天皇)とともに播磨の国に逃亡した袁祁王(後の第二十三代顕宗天皇)が、身を隠していたその国の住人シジムの新築祝いの際、歌って踊れと命じられて、兄がそつなく歌って踊った後、袁祁王が歌った時の歌詞の一節。

家人同様に扱われていた兄弟が実は皇族だった、という衝撃の告白で、場は一瞬凍り付き、その後騒然とします。

【この一言の出典】
皇統断絶の危機 播磨国に逃れていた“あの二人の御子”が発見された経緯とは

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19.清寧天皇 - ぶっちゃけ古事記のカテゴリ

顕宗天皇、親父が殺され逃げていた播磨から戻るきっかけとなった歌

【関連キャラ】
顕宗天皇 - 父の復讐に燃え、雄略陵破壊を目論む激情家
仁賢天皇 - 引っ込み思案も冷静な頭脳で弟の汚名を救う

【古事記の神・人辞典】
顕宗天皇