【キャラ設定】父不明による心的ストレス、というか、無言の抗議だったような気も。出雲に赴いて、突然しゃべりだすというのも出木杉。しかし、ヒナガヒメとの「覗くなパターン」はあるあるでともかく、逃走・追走劇はどう解釈すれば。。詳細はヒナガヒメの時に!
■本牟智和気(ほむちわけ=ホムチワケ)
第十一代垂仁天皇と皇后サオの子、とされる。
サオの子であることは間違いないが、父は、サオの実兄であるサオビコの可能性もある。垂仁天皇はサオビコにサオをNTRされ、サオビコが反逆し稲の城を築いて歯向かった際に、サオは天皇よりも兄妹愛に走り、サオビコの元に逃げ込む。 ホムチワケの出産は、その稲の城で行われたようで、そのために天皇は三年もの間、この反逆者討伐を停止。サオは垂仁天皇に自身の子の引き渡しをお願いする。
サオ「もしこの子が天皇の皇子だと思うなら、お引き取り下さい」
垂仁「サオビコは憎いが、サオのことは愛おしいと思っている」
と言って、この子を引き取ることに。……父親は誰?
子ども引き取りの際、サオも強奪しようと考えた垂仁天皇ですが、そこはサオが一枚上手で、強奪されないよう策を練って、見事子供だけの引き渡しに成功。それだけ実兄にLoveだったか。。
ともかく、反逆者サオビコは殺され、サオもそれに殉じますが、その直前に子のこの名前や育て方を垂仁天皇に伝授します。名前について、「稲の城が燃えている(燃やされている)時に火中出産したので、ホムチワケ」とサオは答えています。
まだ戦いの前のはずの出産なのに、なぜ城が燃えている? 燃やされている? 前哨戦でのことかもしれませんね。ただ、激戦の最中、出産して、救出されたとは、古事記からは読み取れません。
ともかく、このホムチワケ、成長しても何もしゃべろうとしません。尾張の相津に二股の杉というのがあったので、その木を切って二股の小舟を作り、それを都に持ってきて、大和の池に浮かべ、遊ばせたりして頑張った、愛妻を失い傷心のイクメン垂仁天皇も、これには困り果てます。
ある時、白鳥が鳴きながら飛んでいるのを見て奇声を上げた。そのため、垂仁天皇は山辺のオオタカを遣わし、オオタカはその白鳥を追って、紀伊、播磨、因幡、丹波、但馬へ行き、今度は東に移って、近江、美濃、尾張、信濃をめぐる。越の国では、和那美の水門(わなみのみなと)の地名譚ともなる。
そうやって苦労して捕まえた白鳥を持ち帰ってみると、ホムチワケ、今度は何も反応しません。
占ってみると、ホムチワケがしゃべらないのは出雲の大神(=オオクニヌシ)の祟りと判明。皇族のアケタツ、ウナガミの兄弟を補佐として、ホムチワケ、自ら出雲に向かう。
出雲で祀り終えると、ホムチワケ突然「川下の青葉の山は、山のように見えて山ではない。オオクニヌシ(=出雲の大神)の祭場ではないか?」としゃべり始めました。一行は大喜びで、その旨を都の天皇に早馬で伝えます。
さて、その晩、一夜妻として、ヒナガヒメを得ます。突然、とは思いますが、高貴な方の地方訪問なので、こういうこともあったかと。さて、合体の最中、不意にヒナガヒメを見ると、ヘビだった。。
ホムチワケ、逃走~。「覗くな」パターンの一種かもしれませんが、ヒナガヒメには特段のセリフはありません。傷心のヒナガヒメ、逃げるホムチワケを猛追します。このあたりの逃走・追撃はイザナギ・イザナミを彷彿させますが、詳細はまた追って。
ともかく、ホムチワケの登場はここまで。うーん、イミフ。
【関連キャラ】
・垂仁天皇 - 皇后をNTRされ、救われない姫を誕生させる
・サオ - 垂仁皇后、義兄にNTRされて激怒する天皇
・サオビコ - 妹に天皇暗殺を教唆、兄妹愛に殉ずる
・オオクニヌシ - 国つ神のドンは破天荒な女好き
・ヒナガヒメ - エッチの時に覗かれ正体がバレた姫
【関連記事】
・義兄に皇后を寝取られた垂仁天皇、反逆され討伐するも子どもは「育てます!」
・しゃべらない皇子に何とか口を開かせようと四苦八苦の垂仁天皇 イミフの出雲説話
【一言切り取り】
・ホムチワケ「オレのとーちゃんは、誰?」
・ホムチワケ「あっ、オオクニヌシの祭壇じゃね?」
・ホムチワケ「いただきます ムフ」
【古事記の神・人辞典】
・ホムチワケ
【関連カテゴリ】
・10.垂仁天皇
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■本牟智和気(ほむちわけ=ホムチワケ)
第十一代垂仁天皇と皇后サオの子、とされる。
サオの子であることは間違いないが、父は、サオの実兄であるサオビコの可能性もある。垂仁天皇はサオビコにサオをNTRされ、サオビコが反逆し稲の城を築いて歯向かった際に、サオは天皇よりも兄妹愛に走り、サオビコの元に逃げ込む。 ホムチワケの出産は、その稲の城で行われたようで、そのために天皇は三年もの間、この反逆者討伐を停止。サオは垂仁天皇に自身の子の引き渡しをお願いする。
サオ「もしこの子が天皇の皇子だと思うなら、お引き取り下さい」
垂仁「サオビコは憎いが、サオのことは愛おしいと思っている」
と言って、この子を引き取ることに。……父親は誰?
子ども引き取りの際、サオも強奪しようと考えた垂仁天皇ですが、そこはサオが一枚上手で、強奪されないよう策を練って、見事子供だけの引き渡しに成功。それだけ実兄にLoveだったか。。
ともかく、反逆者サオビコは殺され、サオもそれに殉じますが、その直前に子のこの名前や育て方を垂仁天皇に伝授します。名前について、「稲の城が燃えている(燃やされている)時に火中出産したので、ホムチワケ」とサオは答えています。
まだ戦いの前のはずの出産なのに、なぜ城が燃えている? 燃やされている? 前哨戦でのことかもしれませんね。ただ、激戦の最中、出産して、救出されたとは、古事記からは読み取れません。
ともかく、このホムチワケ、成長しても何もしゃべろうとしません。尾張の相津に二股の杉というのがあったので、その木を切って二股の小舟を作り、それを都に持ってきて、大和の池に浮かべ、遊ばせたりして頑張った、愛妻を失い傷心のイクメン垂仁天皇も、これには困り果てます。
ある時、白鳥が鳴きながら飛んでいるのを見て奇声を上げた。そのため、垂仁天皇は山辺のオオタカを遣わし、オオタカはその白鳥を追って、紀伊、播磨、因幡、丹波、但馬へ行き、今度は東に移って、近江、美濃、尾張、信濃をめぐる。越の国では、和那美の水門(わなみのみなと)の地名譚ともなる。
そうやって苦労して捕まえた白鳥を持ち帰ってみると、ホムチワケ、今度は何も反応しません。
占ってみると、ホムチワケがしゃべらないのは出雲の大神(=オオクニヌシ)の祟りと判明。皇族のアケタツ、ウナガミの兄弟を補佐として、ホムチワケ、自ら出雲に向かう。
出雲で祀り終えると、ホムチワケ突然「川下の青葉の山は、山のように見えて山ではない。オオクニヌシ(=出雲の大神)の祭場ではないか?」としゃべり始めました。一行は大喜びで、その旨を都の天皇に早馬で伝えます。
さて、その晩、一夜妻として、ヒナガヒメを得ます。突然、とは思いますが、高貴な方の地方訪問なので、こういうこともあったかと。さて、合体の最中、不意にヒナガヒメを見ると、ヘビだった。。
ホムチワケ、逃走~。「覗くな」パターンの一種かもしれませんが、ヒナガヒメには特段のセリフはありません。傷心のヒナガヒメ、逃げるホムチワケを猛追します。このあたりの逃走・追撃はイザナギ・イザナミを彷彿させますが、詳細はまた追って。
ともかく、ホムチワケの登場はここまで。うーん、イミフ。
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・垂仁天皇 - 皇后をNTRされ、救われない姫を誕生させる
・サオ - 垂仁皇后、義兄にNTRされて激怒する天皇
・サオビコ - 妹に天皇暗殺を教唆、兄妹愛に殉ずる
・オオクニヌシ - 国つ神のドンは破天荒な女好き
・ヒナガヒメ - エッチの時に覗かれ正体がバレた姫
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・ホムチワケ
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