出雲建(いずもたける)縦480px
偽物の剣つかまされて、焦りながらも、最後まで人の良さが出ているような気がします。

極めてイイ人のように思えたヤマトタケルを歓待した出雲建が、ヤマトタケルに誘われて水浴び。ヤマトタケルが先に上がり、剣を取り替え、自分も上がって服を着て、ヤマトタケルの剣をつかんだ時、ヤマトタケルがいきなり襲い掛かって来た。

ヤマトタケルの剣を抜こうとした出雲建が、思わず放ったと思われる一言。この時のために、ヤマトタケル、偽物の剣を周到に用意、それを出雲建に渡していた。

強大な勢力を誇ったと思われる出雲も、イイ人・出雲建が、騙し討ち、暗殺の名手ヤマトタケルにあえなく暗殺され、中央に服すことに。

出雲建の不幸中の幸いは、出雲建を騙し討ちして暗殺した後の、ヤマトタケルの歌を聞かなくて済んだことぐらいか。

【この一言の出典】
熊襲征伐の帰り、ついでに出雲も、今度は友人装って騙し討ちするヤマトタケル

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11.ヤマトタケル - ぶっちゃけ古事記のカテゴリ

ヤマトタケル「剣、取り替えない?」
ヤマトタケル、出雲健を討伐した時に自分の企みを称賛した歌

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【古事記の神・人辞典】
出雲建