大碓命(おおうすのみこと=オオウス)縦480px
天皇が絶対権力になる前、こんな偽装がまかり通る時代だった、ということを示すか。応神-仁徳の例を引くまでもなく、有力皇子はそれだけで天皇のライバルたりえる。

父の景行天皇が三野国造の祖であるオオネの娘姉妹エヒメとオトヒメが美人であると聞いて召し出そうと考え、派遣されたオオウス。この美人姉妹を横領しようと企んだオオウスは、偽の姉妹をこの美人姉妹に仕立て上げて、景行天皇に献上します。そんな際に放った一言。

景行天皇もそこまで暗愚ではなく、息子オオウスの企みを察知しますが、オオウスには何も言わない代わりに、差し出された姉妹を近づけようとせず、この姉妹を苦しめることになります。

【この一言の出典】
景行天皇「オマエの兄、呼んできて」、ヤマトタケル「殺しちゃった テヘッ」

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景行天皇「・・・騙しやがって」

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【古事記の神・人辞典】
オオウス