
兄ヤソガミに、いつもいびられていた弟オオクニヌシ。
ヤソガミは本来多くの神という意味ですが、ここではキャラ化のため、一人の神として表現しています。また、オオクニヌシにはいくつかの名前があり、古事記でも使い分けられていますが、ここではオオクニヌシに統一します。
好色・陰険なヤソガミ「おらおらおら、いじめちゃうよ~」
心優しい青年だった、とも言われるが、後年を考えると、黙ってイジメられるタマでもないような・・・
ここから英雄オオクニヌシの物語が始まります。
なお、古事記の流れ通りであれば、この後オオクニヌシとも絡むことになるスサノヲの物語がオオクニヌシのものより先行しています。スサノヲ君の冒険:1.勘当編もあわせてどうぞ。
【この四コマの出典】
・因幡の白兎 日本で記録された初めての医療行為はオオクニヌシだった
【関連キャラ】
・オオクニヌシ - 国つ神のドンは破天荒な女好き
・ヤソガミ - 意地悪く凶暴、容赦ねえオオクニヌシ兄
【古事記の神・人辞典】
・オオクニヌシ
・ヤソガミ
・【古事記・四コマ劇場】<オオクニヌシの遍歴>の目次・索引
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