天之菩卑能命(あめのほひのみこと=アメノホヒ)縦480px
まさに歴史が動いた瞬間。1000年以上続く今の両家の歴史を、ある意味では決定づけた決断。

アマテラスの鶴の一声で始まった高天原による葦原中国平定、つまり葦原の中つ国側から見れば国譲り。最初に派遣されたアメノホヒが、葦原の中つ国の王オオクニヌシと直談判。しかしオオクニヌシもせっかく築き上げてきた王国を「はい、そうですか」と譲るわけにはいかない。そこでおそらくはアメノホヒを懇々と諭したはず。それを聞いて感激したアメノホヒが思わず放ったと思われる一言。

母アマテラス及び高天原を裏切ることを決意、国譲り前はもちろん、国譲り後もオオクニヌシに付き従い、ついには子のタケヒラドリが「出雲国造」などの祖と古事記にも明記されます。ここから今の出雲大社禰宜の千家家などに連なっているわけです。

【この一言の出典】
アマテラス「今後、あたしの息子が治める国にすっから」で始まった国譲り

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【関連キャラ】
アメノホヒ - オオクニヌシに心酔したアマテラスの子
オオクニヌシ - 国つ神のドンは破天荒な女好き

【古事記の神・人辞典】
アメノホヒ