【キャラ設定】どうしても降臨したくない、ちょっと臆病な感じでしょうか。しかし、アマテラス直々の命令を二度にわたって拒否るとは。いくら子とは言え。アマテラスの権威って。。
■正勝吾勝勝速日天之忍穂耳命(まさかつあかつかちはやひあめのおしほみみ)
アマテラスの子、ニニギの父。
アマテラスとスサノヲの誓約で、スサノヲがアマテラスの「八尺の勾玉の五百箇のみすまるの珠」をかみ砕き、吹き出した息の霧から、左のみづらに巻いている玉から生まれた男神。
同時に生まれた弟にアメノホヒなど四柱いる。
母アマテラスが「葦原の中つ国、イイ感じに栄えているから、今後息子の治める国にすっから」と宣言した時の、その息子がこのアメノオシホミミ。
ただ、高天原から葦原の中つ国を見てみると、「えっ~、あそこ行くの? ちょっと騒がしくね? 勘弁してほしいな~、もう」と尻込み。母に懇願。
こうして母アマテラスは葦原中国平定を決意、いわゆる国譲りが始まります。
どうにかこうにか国譲りが完成し、アマテラス、そしてそれを影で支えるタカミムスヒノカミに、「もう騒がしいとかなくなったから、オシホミミちゃん、葦原の中つ国に行っちゃってー」と命じられるが。
アメノオシホミミ曰く「かーちゃん、オレ、子供できた。葦原の中つ国へはその若いヤツ行かせた方がよくね?」。
どこまでも降臨したくない息子、再度固辞。
このアメノオシホミミの子どもがニニギ。タカミムスヒノカミの娘ヨロヅハタトヨアキツシヒメと結婚してもうけた子です。祖父母にアマテラスとタカミムスヒノカミが控えるニニギ、やはり高天原の貴公子。
こうして、ニニギが葦原の中つ国に降臨することになります。いわゆる天孫降臨。
天孫降臨という言葉はよく知られている割に、「なぜ孫なの?」と誰もが思う疑問を、よく「そうした類似の神話が世界にもあるから」などと言われますが、普通に息子が拒否ったからと言えば済むはずだけど、この息子の拒否りはあまり知られていないような。
何はともあれ、国譲り、天孫降臨という古事記及び日本神話のクライマックス、アマテラス最大の事績であるところの、その原因を作った、ちょっと臆病?な神、どうしても降臨したくなかった、葦原の中つ国に行きたくなかった、そんな神がアメノオシホミミ。
しかしアマテラスとニニギをつなぐ、皇族の祖であることは間違いありません(天皇家の系譜)。
【関連キャラ】
・アマテラス - 「譲って、ください…」ですべて始まる
・スサノヲ - 荒ぶる神からちょいワル親父への転身
・アメノホヒ - オオクニヌシに心酔したアマテラスの子
・ニニギ - ご存知天孫は、女心を傷つける女泣かせ?
・タカミムスヒノカミ - 神の中の神、アマテラスの分身?
【関連記事】
・アマテラス「今後、あたしの息子が治める国にすっから」で始まった国譲り
・どこまでも降臨したくない息子にアマテラス「じゃあ、孫にすっか」
・高円宮典子さまと千家国麿さんのご結婚、古事記でひも解く皇族と千家家と出雲大社
【一言切り取り】
・アメノオシホミミ「うそっ、あそこ行くの?」
・アメノオシホミミ「かーちゃん、騒がしいって」
・アメノオシホミミ「若いヤツに行かせようよ」
【古事記の神・人辞典】
・アメノオシホミミ
【関連カテゴリ】
・5.葦原中国平定
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・ぶっちゃけ古事記のキャラ図鑑の索引
■正勝吾勝勝速日天之忍穂耳命(まさかつあかつかちはやひあめのおしほみみ)
アマテラスの子、ニニギの父。
アマテラスとスサノヲの誓約で、スサノヲがアマテラスの「八尺の勾玉の五百箇のみすまるの珠」をかみ砕き、吹き出した息の霧から、左のみづらに巻いている玉から生まれた男神。
同時に生まれた弟にアメノホヒなど四柱いる。
母アマテラスが「葦原の中つ国、イイ感じに栄えているから、今後息子の治める国にすっから」と宣言した時の、その息子がこのアメノオシホミミ。
ただ、高天原から葦原の中つ国を見てみると、「えっ~、あそこ行くの? ちょっと騒がしくね? 勘弁してほしいな~、もう」と尻込み。母に懇願。
こうして母アマテラスは葦原中国平定を決意、いわゆる国譲りが始まります。
どうにかこうにか国譲りが完成し、アマテラス、そしてそれを影で支えるタカミムスヒノカミに、「もう騒がしいとかなくなったから、オシホミミちゃん、葦原の中つ国に行っちゃってー」と命じられるが。
アメノオシホミミ曰く「かーちゃん、オレ、子供できた。葦原の中つ国へはその若いヤツ行かせた方がよくね?」。
どこまでも降臨したくない息子、再度固辞。
このアメノオシホミミの子どもがニニギ。タカミムスヒノカミの娘ヨロヅハタトヨアキツシヒメと結婚してもうけた子です。祖父母にアマテラスとタカミムスヒノカミが控えるニニギ、やはり高天原の貴公子。
こうして、ニニギが葦原の中つ国に降臨することになります。いわゆる天孫降臨。
天孫降臨という言葉はよく知られている割に、「なぜ孫なの?」と誰もが思う疑問を、よく「そうした類似の神話が世界にもあるから」などと言われますが、普通に息子が拒否ったからと言えば済むはずだけど、この息子の拒否りはあまり知られていないような。
何はともあれ、国譲り、天孫降臨という古事記及び日本神話のクライマックス、アマテラス最大の事績であるところの、その原因を作った、ちょっと臆病?な神、どうしても降臨したくなかった、葦原の中つ国に行きたくなかった、そんな神がアメノオシホミミ。
しかしアマテラスとニニギをつなぐ、皇族の祖であることは間違いありません(天皇家の系譜)。
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・タカミムスヒノカミ - 神の中の神、アマテラスの分身?
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・アメノオシホミミ「若いヤツに行かせようよ」
【古事記の神・人辞典】
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