刺国若比売命(さしくにわかひめ=サシクニワカヒメ)縦480px
子を思う母の気持ちは神話の時代も、今も変わらない。死んでしまった子を何とか生き返らそうと、懸命な母。一方で、どこかで100%蘇生できると信じている節もある。さすが神話。

息子のオオクニヌシが兄ヤソガミに殺された時、母であるサシクニワカヒメが造化の三神の一柱カミムスヒノカミに蘇生方法を聞いた時に放ったと思われる一言。

カミムスヒノカミに、赤貝とハマグリであるキサガヒヒメ・ウムギヒメを派遣してもらい、言われた通りに治療したら、オオクニヌシ蘇生。ほっと一安心の母サシクニワカヒメ。

【この一言の出典】
殺されるオオクニヌシ パネェ兄ちゃんたちからのいびりに耐えかねて

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4.オオクニヌシ - ぶっちゃけ古事記のカテゴリ

カミムスヒノカミ「これで、生き返るかな?」

【関連キャラ】
サシクニワカヒメ - 死亡する息子の蘇生に奔走する母
カミムスヒノカミ - 国つ神を影から支える神の中の神
オオクニヌシ - 国つ神のドンは破天荒な女好き

【古事記・四コマ劇場】
オオクニヌシの遍歴:5.蘇生編(2)神に蘇生方法を相談する

【古事記の神・人辞典】
サシクニワカヒメ