刺国若比売命(さしくにわかひめ=サシクニワカヒメ)縦480px
オオクニヌシ死亡後、ソッコー蘇生を試みるあたり、間近でヤソガミの凶行を見ていたとしか思えない。

美女神ヤガミを強奪されたと逆恨みしたヤソガミに、息子のオオクニヌシが伯耆の国(鳥取県西部)の手間の山の麓に連行される母サシクニワカヒメ。

ヤソガミが、ここで待って、真っ赤なイノシシが来たら捕まえろ、とオオクニヌシに命じ、オオクニヌシ、その通り待機してイノシシが来るのを待つ。山に登ったヤソガミは、イノシシに似た大きな岩を火で熱して滾らせて、真っ赤にしてから、それを下にいるオオクニヌシ目がけて投じる。

愚直なオオクニヌシ、それをキャッチして、岩の熱で焼かれて死亡。

それを「家政婦は見た」(家政婦のミタ、ではない)ばりに一部始終を覗いていた、と思われる、母サシクニワカヒメが思わずつぶやいたと思われる一言。

【この一言の出典】
殺されるオオクニヌシ パネェ兄ちゃんたちからのいびりに耐えかねて

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4.オオクニヌシ - ぶっちゃけ古事記のカテゴリ

オオクニヌシ「い・痛い…何度も何度も…」

【関連キャラ】
サシクニワカヒメ - 死亡する息子の蘇生に奔走する母
オオクニヌシ - 国つ神のドンは破天荒な女好き
ヤソガミ - 意地悪く凶暴、容赦ねえオオクニヌシ兄

【古事記・四コマ劇場】
オオクニヌシの遍歴:5.蘇生編(1)子の死を見ていた母は?

【古事記の神・人辞典】
サシクニワカヒメ