香坂王(かごさかのみこ)

『古事記』に記載のある男性皇族。

父は第14代仲哀天皇、母はその妃であるオオナカツヒメ

同母弟に忍熊王がいる。

筑紫の国で父が急死し、その皇后である神功皇后が三韓征伐し、筑紫に戻ったら子を産み、今度その子とともに畿内に戻ってくると聞き、またその御子がすでに死亡したという情報を得たので、弟の忍熊王とともに反逆することに。

反乱軍を率いて、戦う前に狩りをして占ってみたところ、狩りの様子を見ようとクヌギの上に上って見ていると、大きな怒れるイノシシな神が現れて、クヌギの木を掘り返し、地面にたたきつけられた挙句、そのおっことぬし様のような神に食い殺されてしまう。

【主な登場場面】
応神天皇、都が不穏で棺の中に入って大和に帰国 反乱軍を騙し討ちで討伐

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