稲依別王(いなよりわけのみこ)

『古事記』に記載のある男性皇族。

父は第12代景行天皇の皇子ヤマトタケル、母はその妻の一人であるフタジヒメ

犬上の君、建部の君らの祖。

【主な登場場面】
死んでからも伝説作るヤマトタケル、死後は白鳥になり、遺族を困らせる?

【関連する収録歌】
ヤマトタケルの遺族、英雄の死を嘆き悲しんだ歌
ヤマトタケルの遺族、英雄が死んで白鳥になった時の歌
ヤマトタケルの遺族、白鳥を追い駆け、海辺に達した時の歌
ヤマトタケルの遺族、白鳥が磯伝いに飛んで行った時の歌

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