五百木之入日子命(いおきいりびこのみこ)

『古事記』に記載のある男性皇族。

父は第12代景行天皇、母はその皇后となったヤサカイリビメ

同母兄に第13代成務天皇、同母弟にオシノワケ、同母妹にイオキイリビメがいる。

80人いるとされる景行天皇の皇子皇女のうち、わずか三人の太子格のうちの一人(残りは皇太子で、後の第13代成務天皇と、東西の荒ぶる神や人を平らげる役目を担ったヤマトタケル)で、成務天皇に何かあった場合のスペアだったと考えられる。

シリツキトメと結婚し、ホムダノマワカをもうける。

【主な登場場面】
景行天皇「オマエの兄、呼んできて」、ヤマトタケル「殺しちゃった テヘッ」

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